にこりずむ

二胡初心者の練習記録です。

初めて二胡の演奏会を聴きに行ってきた話

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先日、「二胡縁」という、二胡のコンサートを聴きに行きました。

 

オーケストラの演奏会は、時々聴きに行くことがありますが、二胡の演奏会は初めてです。どんな感じなのかな?と楽しみにしながら、行ってきました。

 

 

初めて聴く、中国の二胡

二胡縁」は、今回で8回目の開催だそうです。今回は、主催の方と、その恩師、姉弟子の方等により、ソロ曲やアンサンブルを披露されていました。

 

演奏曲は中国の二胡の古典名曲等が中心で、そのほかにモンティのチャルダッシュや、日本の歌謡曲などもありました。私はまだまだ二胡の世界に足を踏み入れてから浅いので、恥ずかしながら二胡の古典名曲を知らなかったのですが、とても優雅でしみじみとする曲、技巧的な曲、陽気で明るい曲など、さまざまな曲があって面白く聴かせていただきました。

 

中でも、「葡萄熟了」という曲が、可愛い感じで印象的でした。葡萄の収穫の季節の、喜びを表した曲です。

新彊ウイグル民族音楽の特徴を取り入れた曲だそうで、踊り出しそうな軽快なリズムや、陽気なメロディが心地よかったです。

 

 

プロの音色ってすごい!

初めてプロの二胡奏者の演奏を聴いたわけですけども、本当に音色が美しくて素敵でした。

 

あの、二胡特有のまろやかな音を聴いて、あぁ私はこんな音に憧れて二胡を始めたんだった、と思い出しました。今は開放弦をガリガリいわせながら弾いている私ですが、いずれはそういう音が出せるようになりたい。笑

 

ビブラートを習ったらまた音質も変わってくるのかしら?とも思うけど、やっぱりそもそもの右腕の脱力加減とか、弓のスピードとか、そういう基礎的なところをしっかり練習しておくべきだなーと思いました。

 

 

聴くことの大切さ

その他に、今回感じたのは、プロの演奏を聴くことによりイメージを持っておくことの大切さです。

練習する上で、こういう風になりたいとか、この曲が弾けるようになりたいとか、目標を持っておくと、きっと上達につながると思うんです。

 

何事もインプットとアウトプットのバランスが大事。いい演奏をインプットとして、練習してアウトプットする。これを今後やっていきたいと思います。

 

まずは、今回の演奏会に出られていた方のCDから探してみようかな。

 

それでは(*^^*)