【二胡練習2週目】二胡とバイオリンの違い
こんにちは、あさとです。
今週で、二胡を始めて二週間目です!
前回のレッスンの宿題を、出来るだけ毎日やるようにしています。
まだ一回レッスンに行っただけなので、開放弦の練習だけですが(^^;
(開放弦とは、弦を押さえず、そのままの状態で音を鳴らすこと)
前回の記事でお話した通り、私は以前からバイオリンを弾いていました。
同じ弦楽器だから、二胡も簡単に弾けるでしょ?と思う方もいるかもしれません。
ところがどっこい、そんな甘くはありません笑
今回は、二胡とバイオリンの違いについて、特に感じたことをまとめてみました。
構え方、弾き方の違い
まずは構え方。
バイオリンは、左の鎖骨あたりに乗せてあごで挟んで構えます。
一方、二胡は、椅子に座って左足の腿の付け根あたりに乗せて構えます。
次に、弾き方。
どちらも、馬のしっぽの毛を張った弓を使う点は同じです。が、楽器本体の構え方が違うので、弓の持ち方、動かし方にも違いがあります。
バイオリンは、鉄棒でいうと順手の構えで、手の甲が上を向くようにして弓を持ちます。弓の上から手をかぶせて持つ感じ。
そして、弦の上に乗せて弓を動かします。
一方、二胡の弓の持ち方は、箸を持つような感じです。手の甲が横を向く角度になり、下から弓を包むように持ちます。
二胡本体は太腿の上に乗せて、縦に構えているので、弓の弾く方向はチェロに近い感じです。
(言葉で説明するの難しい…!)
右手の力加減が難しい
今、開放弦のロングトーンを練習していて感じているのは、ひと弓の中で均質な音を保つことが難しいなーということ。
バイオリンに限らず、弓を使う弦楽器というのは、普通は手元の方で弾くときは弓に手の重さが乗りやすくなり、弓先の方になるほど、乗りにくくなるものだと思います。それは二胡も同じ。
しかし二胡の場合、重さのかかり具合によって、バイオリンよりもかなり音程が揺れるような気がします。
弓元で弾くときは音が低くなりやすく、弓先に行くにつれて高くなりがちです。
できるだけ均質に弾くコツを、これから練習する中で習得していきたいと思います。
楽譜の読み方
二胡の楽譜は、五線紙に音符が書いてあるものではありません。
こんな感じで、数字が並んでいます。
「ドレミファソラシド」に、1~7の数字が順番にふってあるのです。(オクターブ上のドには、1の上に点を書きます)
なので、楽譜を読むときには数字をドレミに読み替えないといけません。
上の譜面を見てみると、最初に「1=D」と書かれています。これは、「この譜面の1はD(レ)の音」という意味です。
つまり、この譜面上での「12345671(ドレミファソラシド)」は、実音では「レミファソラシドレ」になります。これをD調といいます。
1の音が何になるかによって調が変わり、「1(ド)」の実音がレになったり、ソになったり…と変わるわけです。
二胡は、クラリネットやトランペットなどと同じように、移調楽器なんですね。
バイオリンだと「ドの音」と言ったら必ず実音のドなので、ここの違いが自分の中でしっくりくるまでにはちょっと時間がかかりそうです…(^^;
今日はここまで!それでは(*^^*)