にこりずむ

二胡初心者の練習記録です。

【二胡練習12週目】ボウイング上達への道と、痛む右腕。

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練習記録の更新が少し空いてしまいました。

今週はほぼ毎日、二胡に触ることができています。

 

前回のレッスンにて、私は大きな気づきを得ることができました!

 

それは、右手の使い方についてです。

 

私はボウイングが一向に上手くならなくて、しょっちゅう音がかすれてしまっていました。それは右手首が上手く使えていないからだと、わかってはいるのに、なかなか直せない状態でした。

 

先生からは、手首の向きを変えてから弓を動かすようにと毎回注意されていました。

以前の練習記録で写真を載せたように、弓を引くときは・押すときそれぞれ手首の向きが変わります。

 

nikolism.hateblo.jp

  

私の場合、弓の初動からこの手首の向きに変えるのではなく、弓を動かし始めてから、徐々に向きを変えていく感じになってしまっていました。

 

なんで直せないんだ???と自分でもわからない状態だったのですが、もう一つ注意されていた、弓を弾く時の肘の動きと、関係があるんじゃないかと気づいたのです。

 

元弓から弾き始めるときは、前腕が体の側面に触れた状態から、弓の動きに合わせて外に開いていき、先弓から元弓に戻ってきたときはまた体の側面に戻ります。

しかし私の場合、元弓に戻ってきても前腕が体の側面につかず、肘が開いた状態のままになってしまっていました。

 

元弓にきたときは必ず前腕を体の横につけ(肘を体の真横より、少し後ろに引くと良い)、手首の向きを変えてから弓を動かし、肘は手首に引っ張られるように後についていく

これを意識したら、すこしボウイングが改善した気がします。

 

肘が開いたままの状態になってしまうのは余計な力が入っているからで、それが原因で、手首の使い方が下手だったのだと思います(たぶん)。

 

ボウイングが少し良くなると、音が綺麗になるので、より練習が楽しくなってきます。

そんな中、これまでの悪いボウイングでの練習が負担になったのか、若干右腕を痛めたような感じがします…(;ω;)

 

せっかく調子が上がってきたのに歯がゆい。。

湿布貼ったり、重いものは左手で持つようにしたりして、本格的に悪化しないように気をつけます。

【ちょっと休憩】初めて二胡奏者のCDを買ってみた話

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夏休みで帰省していたため、先週、今週とあまり練習ができていないあさとです。こんにちは。

 

その代わりといっては何ですが、二胡のCDを聴いてみています。

練習だけじゃなくて、プロの演奏を聴いてインプットすることも大事だよね!というのは前の雑記で書いたのですが、なかなかCDを探せていませんでした。

 

nikolism.hateblo.jp

 

 

↑の演奏会に出られていた方のCDではないのですが…

高山賢人さんという方のアルバム、「On The Road」を買ってみました。

 

マンドリンやギターとコラボした、カントリーミュージックのような伸びやかで優しい曲たちに癒されます。

ゆったりした曲だけでなく、ジャズっぽい軽やかな曲もあり、曲ごとのカラーの違いも聴いていて楽しいです。

 

このアルバムのほかにも、カバーアルバムを2つ出されているようです。そちらでは最近のJ-popなども演奏されていて、それも聴いてみたいな~と思います。

知っている曲からだと入りやすいですよね。

 

さて、演奏を聴いて刺激を受けたら、また練習がんばります(`・ω・´)

【二胡練習9週目】人差し指~小指まで使えるようになると、少しずつ弾ける曲が増えてくる

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今週も引き続き、小指を押さえる練習を中心にしています。少しずつ慣れてきました。

 

音階で練習しているとき(人差し指→中指→薬指→小指と順番に押さえていく。もしくはその逆の順番)は、薬指の位置から小指を押さえる位置を予想しやすいのですが、人差し指→小指のように一音飛ばしたり、開放弦からいきなり小指を押さえたりすると、うまく正しい音程が取れなくて難しいです。。

 

弦を押さえる練習をしていると、変に力が入っているのか、ときどき肩が固まっている感じがします。

それに気付いた時は、脱力脱力!と自分に言い聞かせて、力を抜くようにしています。

 

開放弦だけでなく、色々な音が出せるようになると、曲が弾けるようになって面白いですね。レッスンの宿題の他に、自分の好きなゲーム曲のワンフレーズを弾くなどして、楽しんでいます。

 

楽しく練習することが一番だと思うので、好きな曲を弾いて遊びながら、二胡に親しんでいきたいと思います。

 

【二胡練習8週目】小指の押さえ方

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こんにちは。暑くてレッスンの行き帰りで汗だくになるあさとです。

 

先日のレッスンでは、小指(4の指)の押さえ方を習いました。

小指の押さえ方は、ちょっとほかの指と違います。

 

人差し指から薬指までは、弦の上に順番に指をおろして押さえていきます。このとき、中指を押さえるときは人差し指も押さえたまま。薬指を押さえるときは人差し指と中指を押さえたままです。

 

しかし、小指を押さえるときは、人差し指を弦から離します。中指、薬指は押さえたまままで、小指を伸ばします。

小指の押さえる場所は、千金(棹の上から3分の1くらいの位置に巻いてある紐)からの距離が結構遠いので、押さえるのが難しいですが、このとき、ちゃんと内弦と外弦の2本を同時に押さえられるよう、弦の真上から指の腹で押さえます。

 

離した人差し指は横に自然に伸ばし、中指・薬指は曲げ、小指は弦を押さえるために伸ばし、親指で棹を支える。

セーラームーンのポーズみたいな手の形になります。

 

この手の形で押さえるところまではいいんですけど、そのあとまた他の音を押さえるためにはフォームを基本形に戻さないといけません。

この動きがスムーズにできるようになりたい。 

初めて二胡の演奏会を聴きに行ってきた話

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先日、「二胡縁」という、二胡のコンサートを聴きに行きました。

 

オーケストラの演奏会は、時々聴きに行くことがありますが、二胡の演奏会は初めてです。どんな感じなのかな?と楽しみにしながら、行ってきました。

 

 

初めて聴く、中国の二胡

二胡縁」は、今回で8回目の開催だそうです。今回は、主催の方と、その恩師、姉弟子の方等により、ソロ曲やアンサンブルを披露されていました。

 

演奏曲は中国の二胡の古典名曲等が中心で、そのほかにモンティのチャルダッシュや、日本の歌謡曲などもありました。私はまだまだ二胡の世界に足を踏み入れてから浅いので、恥ずかしながら二胡の古典名曲を知らなかったのですが、とても優雅でしみじみとする曲、技巧的な曲、陽気で明るい曲など、さまざまな曲があって面白く聴かせていただきました。

 

中でも、「葡萄熟了」という曲が、可愛い感じで印象的でした。葡萄の収穫の季節の、喜びを表した曲です。

新彊ウイグル民族音楽の特徴を取り入れた曲だそうで、踊り出しそうな軽快なリズムや、陽気なメロディが心地よかったです。

 

 

プロの音色ってすごい!

初めてプロの二胡奏者の演奏を聴いたわけですけども、本当に音色が美しくて素敵でした。

 

あの、二胡特有のまろやかな音を聴いて、あぁ私はこんな音に憧れて二胡を始めたんだった、と思い出しました。今は開放弦をガリガリいわせながら弾いている私ですが、いずれはそういう音が出せるようになりたい。笑

 

ビブラートを習ったらまた音質も変わってくるのかしら?とも思うけど、やっぱりそもそもの右腕の脱力加減とか、弓のスピードとか、そういう基礎的なところをしっかり練習しておくべきだなーと思いました。

 

 

聴くことの大切さ

その他に、今回感じたのは、プロの演奏を聴くことによりイメージを持っておくことの大切さです。

練習する上で、こういう風になりたいとか、この曲が弾けるようになりたいとか、目標を持っておくと、きっと上達につながると思うんです。

 

何事もインプットとアウトプットのバランスが大事。いい演奏をインプットとして、練習してアウトプットする。これを今後やっていきたいと思います。

 

まずは、今回の演奏会に出られていた方のCDから探してみようかな。

 

それでは(*^^*)

【二胡練習7週目】左手の練習のコツ

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前回のレッスンでは、左手の使い方のコツを教わりました。

 

一の指(人差し指)はしっかりめに弦を押さえること。三の指は弦に軽く触れるくらいでもちゃんと音が出る。

 

開放弦からいきなり三の指を押さえるときは、三の指だけ押さえるのではなく、二の指とくっつけて一緒に押さえる。そうすると、次の音が二の指で押さえる音の場合、繋がりが滑らかになる

 

 

ちなみに右手は、やっぱりまだ、手首の動きがいまいち上手くいきません。。

二胡を練習したあと、右肩がこっているときがあるので、無駄に力が入っているのかもしれません。注意しよう。

 

でも先生に、いい音出てるときもあるって褒められました!嬉しいです(*^^*)

【二胡練習6週目】時間がないときは、基礎練を優先すべし

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前回のレッスンから左手の練習も始まり、ますます練習に力を入れねば!というときに限って、仕事で練習時間が取れなくなっているあさとです。こんにちは。(長い)

 

バイオリンの方も、所属しているオーケストラの演奏会が近づいてきたので、練習しないといけないし…

 

なかなか、両立って難しいですね_:(´ཀ`」 ∠):

 

こんなときは、できてないことに焦点を絞って、基礎練に専念しよう!!

 

バイオリンの先生に昔よく言われたのが、

「時間がないときは曲を練習するより、基礎練をやっておけ」

 ということ。

 

楽器の練習って、1日サボると3日戻るなんてよく言いますが、10分でもいいから音階練習等の基礎練をしておけば戻らないと、先生に言われたものでした。

 

演奏会前などは、とにかく発表曲の練習をしないと!と思い、基礎練がおろそかになることが多いです。でも、そんなときにこの先生の言葉を思い出します。

 

いろんな要因で、練習する時間を十分に取れないときはどうしてもあります。

少ない時間をどう活用するか?というときには、この言葉を思い返して、二胡もバイオリンも基礎練をしっかりやっていこうと思います。