【二胡練習5週目】右手の扱い方もまだまだだけど、左手の練習も始まりました
この前のレッスンで先生からもらったアドバイスを、忘れないようにまとめておきます!
右手に関するアドバイス
・押し弓のとき、弓元に近づくにつれ脇をちゃんと締めていくこと
・肘からでなく、手首から先行して弓を動かすこと
・弓の毛を張りすぎないこと
・右手の重さが弓に乗るように、力を抜くこと
・準備できてから弾き出すこと
左手の練習も始まりました
やっと左手を押さえる練習も始まりました!
D調のドレミファソラシドを教わりました。
弾いているうちに、だんだん左手に力入ってきたり、肘が下がってきてしまったりするので、直していきたいです。
あとは、内弦を押さえた時、音がかすれることが多いのですが、指の腹で押さえることを意識するとちょっとましになる気がする。
すぐにできなくても焦らない!
右手の使い方もまだまだ上手くない私ですが、左手の練習も始まり、弾きながら気を配らないといけないポイントが単純に二倍になったような感じです。
両方に気をつけながら弾くの難しいな〜と思うけど、最初から完璧にやるなんて無理なので、練習を継続していくうちに右手も左手も上手く使えるようになれたらと思います。
バイオリンだって、10数年間弾いててもまだまだです。ましてや、二胡はまだ始めて5週間。
あんまり焦らず、じっくり続けていきます(*^^*)
【二胡練習4週目】右手の使い方の難しさ
今週で、二胡を始めてから4週間目になります。
あっという間に1ヶ月!早いですね〜
まだ基礎中の基礎しかやってませんが、焦らず地道に練習を続けていこうと思います(*^^*)
最近、自分の課題だなーと思うのは、右手の使い方です。
弦楽器の難しさは右手にあり?
二胡でもバイオリンでも、左手で弦を押さえて音程を変え、右手で弓を動かして音を奏でます。
弦楽器を弾いたことがない人に、左手と右手、どっちの方が難しいと思う?と聞いたら、左手と思う人が多いと思います。
たしかに、左手は難しいです。フレットがないから弦を押さえた位置で音程が決まるし、速い曲や音数の多い曲の場合は指を動かすスピードも上がります。
それに比べたら、右手はただ弓を動かして弦を擦ってるだけにも見えるのですが。。
実は右手もとっても難しい。むしろ、右手の方が、技術に差が出てしまうんじゃないかと思います。
左手が音程を操るのであれば、右手は音色。
柔らかい音、硬い音、しっとりした音、跳ねるような音…
そういう違いを出すのは右手の役割です。
今の私の課題
で、自分の今の課題はと言うと右手の使い方なんですけど、上で語ったような音色の違いを出すとか、そんなレベルには全然達していなくて。
ただ単に、弓の返しをもっとなめらかにできるようになりたいというもの。
特に、引き弓(バイオリンでいうとダウンボウ)から押し弓(アップボウ)への返しが、なめらかに繋がりません。
手首の使い方に問題があるんじゃないかな〜と思っています。
通常、弓を持つときはこんな感じです。
親指が弓と垂直になるように持ち、手首もまっすぐです。
引き弓のときは、手首から引っ張る感じ。親指の向きは斜めになり、手首は外側を向きます。
押し弓のときは、親指と手首が通常のときと同じになるくらいで、弓を押します。
このとき私がやりがちなのが、手首を必要以上に反らしてしまうこと。
こんな感じです。
こうすると、外側を向いていた手首がガクッと内側に反るから、弓の返しがスムーズにできていないんじゃないでしょうか。
常に右手を意識した練習を
家で練習するときは、大体、姿見の前で弾きます。自分の姿勢や、弾き方を見て、改善点を見つけることができるからです。
今回、右手の課題を見つけることができました。わかってもなかなかすぐには直りませんが、鏡を見て右手を意識しながら、練習を続けていきたいと思います。
それでは(*^^*)
【二胡練習3週目】なめらかな換弦を目指して
二胡を練習し始めて3週間目。
今週は換弦の練習を中心にやっています。まだ左手は使わず、ひたすら右手の基礎練習です。
換弦とは?
二胡には2本の弦があり、基本的には1本ずつ弓で弾いて音を出します。いま弾いている弦から、もう片方の弦に移ることを、換弦と言います。(バイオリンでいうと、移弦のことです)
この換弦をなめらかにできないと、音の変わり目に雑音が入ってしまったり、ボウイング(運弓)が乱れて音がかすれてしまったりします。。
なめらかに換弦するには
ひとつは、最低限の動きで移弦すること。
内弦を弾くときと外弦を弾くときで、弓の軌道は異なります。その変化を最低限にし、無駄な動きをなくすと、楽に換弦ができます。
弓の軌道が異なるというのは、要するに、弓を引っ張る方向が違うということ。自分の体から右斜め前の方向へ弓を引っ張りますが、内弦より外弦を弾くときの方が、より自分から遠い位置へ引っ張る感じです。
弓を引っ張るときの手の高さは変えず、引っ張る方向だけ、平行移動して変えるのがコツだと、先生に教わりました。
もうひとつは、換弦するときに弓のスピードを緩めること。
弓を引っ張るスピードが速いままで隣の弦に移動するよりも、少しスピードを緩めた方が、落ち着いて換弦ができます。
これは特に、一弓の中で換弦するとき(スラー)に気をつけた方がいいポイントです。
今週の成果
今は、最小限の動きで換弦するのがまだできてないな〜という感じです。
バイオリンで移弦するときは、肘の高さを変えて他の弦に移っていました。二胡の場合は、肘の高さは変えず、弓を引っ張る方向だけ平行移動するというのを、もっと練習して体に覚えさせたいと思います!
それでは(*^^*)
【二胡練習2週目】二胡とバイオリンの違い
こんにちは、あさとです。
今週で、二胡を始めて二週間目です!
前回のレッスンの宿題を、出来るだけ毎日やるようにしています。
まだ一回レッスンに行っただけなので、開放弦の練習だけですが(^^;
(開放弦とは、弦を押さえず、そのままの状態で音を鳴らすこと)
前回の記事でお話した通り、私は以前からバイオリンを弾いていました。
同じ弦楽器だから、二胡も簡単に弾けるでしょ?と思う方もいるかもしれません。
ところがどっこい、そんな甘くはありません笑
今回は、二胡とバイオリンの違いについて、特に感じたことをまとめてみました。
構え方、弾き方の違い
まずは構え方。
バイオリンは、左の鎖骨あたりに乗せてあごで挟んで構えます。
一方、二胡は、椅子に座って左足の腿の付け根あたりに乗せて構えます。
次に、弾き方。
どちらも、馬のしっぽの毛を張った弓を使う点は同じです。が、楽器本体の構え方が違うので、弓の持ち方、動かし方にも違いがあります。
バイオリンは、鉄棒でいうと順手の構えで、手の甲が上を向くようにして弓を持ちます。弓の上から手をかぶせて持つ感じ。
そして、弦の上に乗せて弓を動かします。
一方、二胡の弓の持ち方は、箸を持つような感じです。手の甲が横を向く角度になり、下から弓を包むように持ちます。
二胡本体は太腿の上に乗せて、縦に構えているので、弓の弾く方向はチェロに近い感じです。
(言葉で説明するの難しい…!)
右手の力加減が難しい
今、開放弦のロングトーンを練習していて感じているのは、ひと弓の中で均質な音を保つことが難しいなーということ。
バイオリンに限らず、弓を使う弦楽器というのは、普通は手元の方で弾くときは弓に手の重さが乗りやすくなり、弓先の方になるほど、乗りにくくなるものだと思います。それは二胡も同じ。
しかし二胡の場合、重さのかかり具合によって、バイオリンよりもかなり音程が揺れるような気がします。
弓元で弾くときは音が低くなりやすく、弓先に行くにつれて高くなりがちです。
できるだけ均質に弾くコツを、これから練習する中で習得していきたいと思います。
楽譜の読み方
二胡の楽譜は、五線紙に音符が書いてあるものではありません。
こんな感じで、数字が並んでいます。
「ドレミファソラシド」に、1~7の数字が順番にふってあるのです。(オクターブ上のドには、1の上に点を書きます)
なので、楽譜を読むときには数字をドレミに読み替えないといけません。
上の譜面を見てみると、最初に「1=D」と書かれています。これは、「この譜面の1はD(レ)の音」という意味です。
つまり、この譜面上での「12345671(ドレミファソラシド)」は、実音では「レミファソラシドレ」になります。これをD調といいます。
1の音が何になるかによって調が変わり、「1(ド)」の実音がレになったり、ソになったり…と変わるわけです。
二胡は、クラリネットやトランペットなどと同じように、移調楽器なんですね。
バイオリンだと「ドの音」と言ったら必ず実音のドなので、ここの違いが自分の中でしっくりくるまでにはちょっと時間がかかりそうです…(^^;
今日はここまで!それでは(*^^*)
【はじめに】二胡の練習記録、始めます
はじめまして。あさと と申します。
27歳OL、趣味はバイオリンを弾くこと。
そんな私ですが、2018年6月より、二胡を始めました。週に一回、個人レッスンに通っています。
元々、根気がなく、忘れっぽい私ですので(バイオリンを10数年続けられているのは奇跡)、ただ黙々と練習していくのは難しいものがあります。
そこで今回、ブログを作り、練習記録を残していくことにしました。
記録を通して、自分の上達につなげると同時に、
・二胡を弾く楽しさ
・練習する中で難しいと思ったところ
などを、発信していけたらと思います。
初めに、二胡という楽器のことや、私が二胡を始めた理由など、簡単にまとめたいと思います。
二胡って何?
二胡とは、中国の民族楽器です。
何年か前に女子十二楽坊が流行し、その音色を耳にしたことのある人も多いと思います。
その歴史は長く、最初に作られたのは唐の時代と言われます。
楽器の分類としては、バイオリンやチェロ等と同じ、擦弦楽器です。
楽器本体は紫檀、紅木、黒檀といった木材でできています。弓の毛は馬のしっぽです。
本体の胴の部分が空洞になっており(共鳴胴といいます)、弓で弦をこするように弾くと、弦の振動が共鳴胴で増幅され、音が出る仕組みになっています。
ちなみに、共鳴胴にはニシキヘビの皮が使われています。この皮の張り具合や材質によって、音色にも影響があるそうです。
バイオリン等と大きく違うところは、弦の本数が少ないところです。バイオリンは4本の弦がありますが、二胡には2本しかありません。
楽器を構えた時に、自分の体側にある弦が内弦(うちげん)、遠い方の弦を外弦(そとげん)といいます。
基本的に、内弦はD(レの音)、外弦はA(ラの音)で合わせます。
どうして二胡をはじめたのか?
元々、趣味でバイオリンを弾いていた影響もあって、同じ弦楽器の二胡に興味を持っていました。
初めてその音を聞いたのは、テレビで女子十二楽坊を見たときでしょうか。
あとは、私の好きなポルノグラフィティの「うたかた」という曲にも、間奏に二胡の音が入っています。
西洋の弦楽器と比べると、二胡の音は少しまろやかで、鼻にかかった声のような感じがします。
とても癒される音色です!
そんなわけで、その音色に惹かれて、二胡を弾いてみたいと漠然と思ってはいたのですが、バイオリンもやっているので二つも手が回らないかもなぁと、実行に移すことはできないまま、数年が過ぎました。
そんなある日、事件が起こります。
年末に実家に帰ったとき、久しぶりに会った弟が言うのです。
「ハード〇フで、2000円で二胡を買った」
なんと!弟に先を越されてしまいました!
(っていうか2000円って!安!!)
試しに楽器を触らせてもらいましたが、それ以来、私の二胡への憧れが爆発。
近場にレッスンを受けられる教室がないかリサーチし、めでたく今週より、レッスンに通うこととなりました。
無理せず、楽しく、がんばります
27歳にもなって新しいことを始めるのは、なかなか大変なことだと思います。
きっとバイオリンを始めた頃に比べたら、柔軟に学んでいく能力も落ちていることでしょう。
仕事もしているので、練習する時間もあまり多くは取れません。
それでも、いま自分の意志で始めたいと思った、この気持ちを大事にしたいと思います。
夢にまで見た二胡、楽しく続けていきたいです!
それでは、どうぞよろしくお願いします(*^^*)